― オルソケラトロジー ―

近視でお悩みの方に、近視矯正治療方法のご案内

夜つけるコンタクト
寝ている間に近視矯正 日中は裸眼でも良好な視界

近視で困っていませんか?

  • 日中のコンタクトや眼鏡の装着に抵抗がある。
    乾き目や花粉症などでコンタクトの装用が困難。
  • 激しいスポーツやウォータースポーツをする。
  • レーシックなどの屈折矯正手術に不安がある。

新たな近視矯正法 ~ オルソケラトロジー ~

オルソケラトロジーとは、特殊にデザインされたハードコンタクトレンズ(オルソケラトロジーレンズ)を就寝時に装用して近視を矯正する新しい治療法です。
コンタクトをつけるのは寝ている間だけですので、日中裸眼で快適に過ごせます。

オルソケラトロジー 装着フロー
オルソケラトロジー 装着フロー
オルソケラトロジー 装着フロー

他の矯正方法との比較


長所短所
眼鏡
  • 手軽にかけたりはずしたりできる
  • 手入れが簡単である
  • 激しい運動には不向き
  • レンズがくもったり、視野が狭くなったりする
コンタクトレンズ
  • 強い近視や乱視・遠視でも矯正できる
  • 容姿に影響を与えずに使える
  • 眼鏡に比べると手軽にはつけはずしできない
  • ゴーグルなしで水泳には使えない
オルソケラトロジーレンズ
  • 日中は裸眼で過ごせる
  • 中止すれば2週間程度で元の角膜形状に戻る
  • 夜間に継続してレンズを装用しなくてはならない
  • 強度近視や乱視・遠視は矯正できない
レーシック
  • 常に裸眼で過ごせる
  • ケアの手間や追加費用がかからない
  • 外科手術が必要で、元の角膜形状には戻せない
  • 18歳以上でないと手術を、受けられない

※上記は一例です。

治療の流れと費用

1.適応検査

オルソケラトロジーレンズの装用に適しているか、近視の度合いや眼の健康状態を調べる「適応検査」を受ける必要があります。


2.トライアルレンズ装用

適応検査で問題なければ、トライアルレンズを装用します。

  • レンズの装脱着が出来るか?
  • オルソケラトロジーレンズの効果を体感
  • オルソケラトロジーレンズのフィッティング状態を確認


3.お試し装用 【約1ヶ月間】

個々の患者様の眼の状態に合わせた専用レンズを装用します。

  • お試し期間中の専用レンズの使用料
  • レンズ装用開始から1ヶ月間の検査費用
  • レンズ装用に必要なケア用品(1ヶ月分)


 治療の継続を希望するかを決めてください 

4.治療の継続

お試し装用に満足しこのまま治療の継続を希望する場合は、追加費用の支払いが必要です。

  • 専用レンズ代
  • 専用レンズの破損交換保証
  • (装用開始から1年以内、片眼につき1枚限り)
  • 1年間の定期検査代
※治療を継続しない場合は、専用レンズを返却していただく必要があります。
※治療の継続を希望しても、眼の健康状態などにより治療を続けられない場合もあります。

■2年目以降の費用
 定期検査代

オルソケラトロジー 定期検査スケジュール

その他の費用

  • レンズの買い替え
    **最低でも2年毎の買い替えをお勧めしています。
  • レンズの紛失時
  • 2回目以降のレンズの破損
    **1年以内の破損は左右1回に限り無料で保証します。但し、破損レンズの半分以上の返却が必要です。

●レンズの使用に関する注意事項
  • オルソケラトロジーレンズは、眼に直接のせて使用するものです。取扱い方法を誤ると重い眼障害につながることもあります。また、適切に使用しないと目的とする裸眼視力の矯正が出来ません。安全に装用するために、取扱説明書をよく読み、眼科医の指示に必ず従ってください。
  • 健康状態の変化により、眼科医が装用中止を指示する場合がありますのでその指示に従ってください。
  • レンズ検査で、眼科医が継続して使用不可能と判断した場合は、その指示に従ってレンズを交換してください。
  • レンズを交換する場合(破損・紛失等の理由に係わらず)、眼科医の診察を受ける必要があり、検査代が別途かかります。

●その他の注意事項
  • オルソケラトロジー治療中に、眼科医が必要と判断した眼科的治療を受けてください。眼科的治療に対する費用は別途かかります。
  • 本治療は保険対象外、自由診療となります。
  • 医療費控除の申請が可能です。当院から発行した領収書は大切に保管してください。